「み~すず?」

『ミホ…』

「お弁当食べよ!」


そう言って、ミホがあたしの机の前に座った。


いつの間にか教壇には先生の姿がなくなっていて
時計の針はお昼休みの時間を指している。


春樹はすでに学食に行ってて、教室にはお弁当組の人たちしか残っていなかった。