「あの、宇佐美くん?」

「何。」

「冷えぴたどこですか?」
「は?なにそれ。そんなもんない」

えっっっっ
冷えぴた知らない人なんているの?!

こんな熱を冷ます万能でパーフェクトな医用品を、、!!


「じゃあ、買ってきます!
宇佐美くんはゆっくり寝ててください!」

「え。あ、おい!ちょっと待っ……」

宇佐美くんの声を無視してあたしは
家を飛び出した。