少し休憩するつもりでプールサイドにあがり、時計の方に目をむける。
「あっ」
時計の設置してある場所より少し右側後方の観覧席に湊の姿を見つけ、私は軽く手を上げる。
それに気付いた湊は手を振りかえして微かに笑った。
私はタオルを羽織るとプールサイドをゆっくり横切り、湊のいる観覧席のすぐ下まで近づいて声をかける。
「時間よりだいぶ早いね」
本来湊と約束していた時間まであと1時間近くある。
1時間あればあと少し泳いでいたとしても、着替えて髪を乾かすには十分すぎる時間だ。
「瑞希がまた溺れてたらどうしようかなって、心配で来てやったんだろ?」
湊はそんな風に軽口をたたいて笑う。
「失礼な。こんな足の着くプールで溺れません。っていうか、こんな人の多いプールでそんな無理な泳ぎ方しないよ」
私のすぐそばを、浮き輪をもった子供たちが楽しそうに声を上げながら走って通り過ぎる。
そのままプールに飛び込んだ瞬間監視員のおじさんに笛を吹かれ注意されていた。
「結構きれいなんだな。市民プールって」
「うん、私も知らなかった。ちょっと泳ぐにはいいなって感じ?」
静寂の中を泳ぐのが好きだった。
でも、こんなにぎやかなプールで泳ぐのも悪くない。
「あっ」
時計の設置してある場所より少し右側後方の観覧席に湊の姿を見つけ、私は軽く手を上げる。
それに気付いた湊は手を振りかえして微かに笑った。
私はタオルを羽織るとプールサイドをゆっくり横切り、湊のいる観覧席のすぐ下まで近づいて声をかける。
「時間よりだいぶ早いね」
本来湊と約束していた時間まであと1時間近くある。
1時間あればあと少し泳いでいたとしても、着替えて髪を乾かすには十分すぎる時間だ。
「瑞希がまた溺れてたらどうしようかなって、心配で来てやったんだろ?」
湊はそんな風に軽口をたたいて笑う。
「失礼な。こんな足の着くプールで溺れません。っていうか、こんな人の多いプールでそんな無理な泳ぎ方しないよ」
私のすぐそばを、浮き輪をもった子供たちが楽しそうに声を上げながら走って通り過ぎる。
そのままプールに飛び込んだ瞬間監視員のおじさんに笛を吹かれ注意されていた。
「結構きれいなんだな。市民プールって」
「うん、私も知らなかった。ちょっと泳ぐにはいいなって感じ?」
静寂の中を泳ぐのが好きだった。
でも、こんなにぎやかなプールで泳ぐのも悪くない。



