翌日の朝。


何故か凄く早く起きてしまった。


「…ご、5時…」


寝るか、寝ないか…。


でも6時には起きないといけないし…今寝ちゃうと…


「寝過ごしそう…。」


そうして布団から起き上がり階段を下りて台所へ向かう。


先にお弁当作っちゃおう。


用意を終わらしてグータラしよう。


そして卵焼きとウィンナーを焼いて…


ジャガバター…


なんてやっているとあっという間に5時40分になっていた。


お弁当箱に詰めて、完成!



やはり時間が余る…。


「お風呂はいるかな…」


朝風呂に入ってやっと6時。


今日の朝は長いなぁと感じながら朝ごはんを食べる。


そして8時。


準備は完璧に終わり、香織と学校に向かう。


「亜華里ちゃんおはよー」


「おはよー」


クラスの人に挨拶していると…


「おはよ…亜華里」


とまだどこか照れている空汰が隣に立っていた。


「おはよう!あれ…部活は?」


「それがさ!今日は朝練無いんだ!」


「ふぉー良かったね!」


「おう!」


こうして話していると、皆から沢山目線が送られていた。


何故か皆ニヤニヤしている。


…不気味なんだけど…!


「いいなーラブラブで!」


と一部の男子が言った。


「なっ!お前らなぁ!」


と耳を真っ赤にして言う空汰。


その光景を見ているとどこか面白かった。