「好き」と言いたくて。

「お前な…なんで授業聞いてないんだ」











「えー面白くないもん。」













そんな事に頭使うなら



















他の事に頭使う方がマシだよね。















「面白くないって…お前なぁっ!」













出たよ。













黒谷のお説教taimeがまた出たよ。













「うん、そーだね。」













頭の中は、コタローの事。













コタロー、寂しがってるよ。













早く、黒谷終わってよ。












「コタローが寂しがってるから早く黒谷終わってよ」













何でも口にでちゃう性格。













黒谷、は?って顔しないで。













「コタローがぁー!!!」














黒谷の肩を揺さぶると














「コタローって誰だっ?!兄ちゃんか?!それなら早くしなきゃだな!!!」













慌ただしく準備した黒谷。













「おっおい!家まで送る!靴箱で待っとけよ!」















走りながらそう言った黒谷。













はーいと返事をして靴箱へと行った。