ドスッ 「いたっ」 「あ、すみません」 「いえ、こちらこそちゃんと周りをみてなくて」 差し出された手につかまり立ち上がってぶつかった相手を見た。 すっごくかっこいい人だった。 スーツをピシッと着こなしていて、20代前半くらいかな?デキる男って感じのオーラがでている。 「あのー、大丈夫ですか?」 「ちよー、大丈夫?」 男の人とののちゃんの声でハッとなった。 「あ、大丈夫です!すみませんでした。」 私は男の人に謝り、ののちゃんと会計済ませお店を出た。