「だって、ぼく、お姉ちゃんと遊びたいたいもん!」


春斗くんが我が儘を言っていると志島さんは


「春斗!ワガママ言うな!ほら、儚田さんを待たせてるんだから行くぞ!ちよちゃんまたね」


志島さんたちが行こうとするのを私は止めてしまった。


「良かったら、春斗くんと遊ばせてくれませんか?」


なんでこんなこと言ったのか自分でもわからない。


でも、気付いたら言っていた。