小さい私のステキな彼氏


「は、春斗!!」


私と春斗くんが役員のとこへ行こうとした時、さっきまで役員の人と話していた男の人がこっちに向かって声をかけてきた。


「あ、にいちゃーん!」

「あ、春斗くんのお兄さんですか?私...」


え?うそ....



男の人の顔をみると....


「ちよちゃん?」


志島さんだった。


「にいちゃん、このお姉ちゃん僕をここまで連れてきてくれたの!」


春斗くんはお兄ちゃんに一生懸命話をしている。


「ちよちゃんが春斗を?」


「あ、はい。お化け屋敷で迷子になっていたので」


「そうか、ありがとう!」


なんで、なんでこんなところで志島さんに会うの?


やっと忘れてきてたのに.....


神様は意地悪だね...