栗色の髪をした彼女の正体は、葡萄



クラスの名簿が貼り出され、1組から4組まである名簿から、自分の名前を探し出す。
(ナ行はここら辺かな・・・成川、成川・・・)
自分の名前を探すと、2組にあった。
友人の名前もあり、ほっとしながらクラスへと向かった。

少し緊張しながらクラスの戸を開けると、みんな一喜一憂し、騒がしかった。
自分の席を探すと、真ん中あたりの列の一番後ろの席だった。

自分の席に座ると、友人が自分を見つけ、声をかけてきた。
杉原は「また1年よろしく!」と言い、俺の前の席の椅子に座った。
「杉原席どこ?」
「前から二番目だよ、ちょー萎える。早く席替えしてくんねーかなー。いいよなーお前の席。」
はあ。と大きくため息をつき、「でもお前と同じクラスでよかったよまじで。お前くらいしか知り合いいねーし。」と言い、くしゃっと笑った。