女子をなんだと思って……




緑『 … 』




「は、せがわさん」




緑『まだちんたらしとんのか?』




「えっと……」




緑『はよ 結婚相手見つけいな』




「見つけたいんですが…」




緑『なんや、あんさん

あたしに文句あんかいな』




「っないです」




?『なにしとん。佑』




緑『…あぁ、明くんか』




「メイ」




緑『ふぅぅん… 明くんねぇ』




メイ『なんすか』




緑『んーん。別になにもあらへんよ』




ニコリともせず 去って行った





「メイ…怒ってるんじゃ… 」




タツキ『ゆーぅ!』




メイ『なんやねん。んじゃな』




「メイッッッ!!」




歩いて遠ざかってくメイを



追いかける気もしなかった




タツキ『 …ごめん』




「う、ううん…」




タツキ『あ…んさ?』




「なに?」




振り向くと 龍樹に抱きしめられた




「ふぁっ////」




タツキ『ごめん…ちょっとだけ…

ちょっとだけでもえぇから…』




耳が熱くなるのがわかる




「も、もういい?」




タツキ『俺さ… 好きやねん』




「ちょ…」




タツキ『俺たち みんな佑の事

知ってんねん。

昔に会ったことあんねん』




「うそだ…」




タツキ『ほんま。だから

俺の心臓 バクバクゆうてるねん』




ほんとだ…バクバクいってる…




?『えっ////////////』




「『え?』」





あ…洸夜だ…




顔を真っ赤にしてこっちを見る洸夜




タツキ『居候さんやんな』




洸夜『うわ、最近の子はやらし』




そう言い残して去った




「離そうか」




タツキ『ほーい』