「笑うかもしれないけど、私は24時間司くんの事考えて、司くんに接した他の子に嫉妬してるんだよ?」 泣きながら、ぎこちなく笑うゆうを俺は力一杯抱き締めた。 「俺はゆうがいればそれでいーよ」 なんて照れくさいセリフもゆうなら言える。 「司くん、キスしたい」 上目遣いで潤んだ瞳で見つめるゆうは、とても魅力的で見惚れてしまった。 そして俺はあの時と同じようにゆうの頬に触れる。