「……実はさ。








………季蛍が内緒で書いてたノートに








『蒼から告白されたかった』









って書いてあった……んだよ。











高校生のとき、付き合うきっかけとなって告白したの……季蛍だから。









なんか…女の子の夢?







みたいなさ…………なんていうの…








男の子から告白されたい夢があったみたいで。







季蛍、心残りだって。そこが」











「蒼先生は高校生のとき……季蛍に告白するって気持ち、なかったんですか?」










「……それは……………も、恥ずかしいから内緒」









「えぇー」










「……」