「……随分寝たね…………、…おはよ」









蒼先生……の声、少し震えている。









「………はよ、」









「……なぁ」










「……ん?」











「ごめん、ノート…見ちゃった」











「……ウソ、恥ずかし」










「……普段あんなこと思ってるんだ?」











「……。」










「そうとは知らなかったよ…俺。」











「………」










「季蛍……やーっぱり構ってちゃんだったか」











「う、うるさい!」










俺の存在を忘れて、2人の世界に入っている2人。