昨日はとんだ災難だったから……な。 季蛍にとっては。 圧舌子で舌を押さえられた拍子に戻してしまうし、点滴は何度も失敗されるし…。 最初は待合室にいた俺も、途中からあまりの季蛍の号泣さに呼ばれたし。 俺が医者だと知られた時には、まさかの俺が点滴をすることに。 やっぱりいつもの高島でないと、だめなことはよーくわかった。