───気が済んだのか、ゆっくり立ち上がった季蛍さん。 「……場所変えようか。」 またコクリと頷いた季蛍さんの肩に手を回して、そのまま部屋をでる。 その体から感じるのは、かなり熱いことだけ。 熱があるみたい……。