「ところでさ。……愛優は将来何になるの?」 パソコンに向けた視線をそらさず聞いてみた。 「……私は」 ガチャ 「う、うええええええええ」 寝ていたであろう夏来が起きてきて、愛優の服を引っ張った。 「……夏」 「…ねーね」 「なんで泣いてんの」