「季蛍ー…………季蛍ー………」 院内を回って探す。 「蒼先生ー、お疲れ様です」 「あ、お疲れー」 中庭の前を通り過ぎたとき、俺は思わず二度見してしまった。 季蛍が中庭の石段に体を預けてぐったりしていたから。 ………なんで?