「痛み止めだけ入れるね、果織ちゃん。」 「……先生」 「だいじょぶ。薬入れれば楽になるから」 ホントに辛そうで、見てられなかった……。 ─────薬が入って、落ち着き寝息をたてた果織ちゃんを後に、病室を出た。