看護師に声をかけられたのは、あれから2時間も経過したときだった。 「蒼先生~。高島先生来ましたよ」 「随分遅かったね。…外来行くって?」 「あ、はい。タクシーで来たんですけど…高島先生相当具合悪いみたいで。 港先生が支えないと歩けない感じでしたよ。」 「は?………重症じゃん」 「そうなんですよ。……外来終わっても帰れなそうなら少し病院で休んでいくとのことなので」 「了解」