「蒼先生!!」 医局に、申し訳なさそうに顔を出す島内さん。 「ん?どした?」 「果織ちゃんが………」 「ん?」 立ち上がって看護士の元へ行けば、 「痛がってるんです…」 と、不安そうな顔で俺を見上げる島内さん。