────「息を止めるな。もっと深く息吐ききって」 「……痛い」 「どこが?」 「……心臓…?っていうか……息するところ」 「痛いの?」 眉をひそめた高島先生の手が、服の中を行ったり来たり。 「……なんか音悪いな」 「え」 聴診器を抜いて、パソコンに目を向けた高島先生が一言。 「んー音悪いよ…。喘息……じゃないかな」 蒼まで 「…喘息じゃないの?」 高島先生の隣にぴったり座ってパソコンを覗いている。 そんなことをされると…不安になるんだけど。