「うーんと……とにかくこれは放っておいちゃいけない問題だと思う。
だから……黙っていて欲しかったら言わないし、皆に広めるようなことはしない。
だけどね…、その島内さんに…そういうことをした看護士はどうにかしないといけないから。
患者さんにだって…特別って地位つけるくらいなんだから…何かしてるかもしれないし。
だからそこは季蛍と上手くやる。だから…とりあえず話してくれて……ありがと」
結構勇気のいることを俺と季蛍に話してくれたこと。
まず良かった。
すぐに俺に悪いと感じて黙ったままのどっかの誰かさんみたいに……ため込まなくて。


