───「じゃあ熱下がるまで安静にすること。…いーね?」 結局は蒼先生にバトンタッチしちゃうんだけど…。 果織ちゃんを診れるのなんてほんの少しの時間。 だけど、あまり子供と関わりのない俺にとって、果織ちゃんは自分の子供のような存在だった。 「じゃあ島内さん点滴追加してくれる?後で見にくるから」 「了解です、」 「ほら、高島行くよ」 「あ、はい」