「じゃあ……検査室行こっか」
「……」
「ほら」
手を引かれて、そのまま病室を出た。
「蒼先生…なんだかイライラしてるね」
「……すぐ怒るんだもん」
「今回は季蛍が悪いんじゃないのか?」
「・・・」
「まぁ……蒼先生心配してたからね。
検査結果悪かったらどうしようって。今朝からずっとそんなことばっかり。
それなのに逃げてたから蒼先生も怒っちゃったんでしょ。
……心配してんだから」
「…………」
それを聞いて、ほんと、私何やってるんだろう………とも思った。
結果的には検査から逃げる事なんてできないのに。


