気づいたら次の朝がやってきていた。
今日検査が終わって問題なければ今夜には帰れるかもしれない。
だけど……。
「36.4。
熱ないし、顔色……は悪いけど大丈夫でしょ?お昼の前に一回検査して、お昼挟んで検査やるから。
わかった?」
検温して、ファイルをペラペラと捲りながら高島先生が言う。
「…わかりました」
「蒼先生検査のときはいられないと思うけど。」
「別に大丈夫ですよ…………」
「不安そうだもん。……じゃああとで」
「…はい」
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