それから仕事を終えて、陽が起きるまでにと思ってお風呂へ。
なんだけど、出てきた時にはリビングで号泣の陽で。
ああ、やっちゃった、なんて思いながら陽の背中をさすって。
「……泣かないの。」
「だ、って………こ、港………ヒッグ」
「ごめんって。………泣くと咳が出るから。」
「だって…ぇッヒッグ……」
「わかったから。陽、今日の朝薬飲んでないだろ?」
コクリと頷いた陽のことを抱き上げて、また寝室へ運んだ。
「今から薬飲もう?それと熱も計ってみて?」
陽のパジャマのボタンを開けつつ言えば、渋々頷いてくれた。


