「プレゼント……欲しいんだけど。」







「え?あ、うん。」







「季蛍から……キスして」








「え……?」









「だから。俺からじゃなくて。季蛍からが欲しいなーって。

プレゼント」









「え、え…無理」







恥ずかしくて顔を背けると、









「俺誕生日だし。……季蛍からしてもらったこと少ないし」









「えっ………………だって…






恥ずか…………しぃ……し」