「わー、すごい」 その果織ちゃんの言葉を聞き、俺はまた奥から出て行く。 「あ」 俺を見た途端何かをこっそり隠した果織ちゃん。 「…高島との約束?俺には教えてくんないんだーへー」 「……べ、別に隠したくて隠してる訳じゃ…ねぇ?果織ちゃん」 「……う、うん」 …………どういうこと 「じゃ、もう検査しちゃおう」 「…………えっ!!今日血液検査だったの?」 「ん?うん。」 「ええ……………」