「蒼先生ー、点滴が入りません」 と叫ぶ看護士。 「入らない?ちょっと待ってー」 消毒液やらを持って顔を出せば、看護士が果織ちゃんに謝ってるところで。 「点滴入れるね。果織ちゃん」 「……やだ」 「蒼先生……すいません。私が失敗したので」 「ん?大丈夫大丈夫。 …血管細いからね。果織ちゃん」