薬を探していた時。
俺の携帯が鳴った。
「はい?」
「咲谷先生?」
「ん、どうした?」
相手は看護士からだった。
「あの、なほちゃんっているじゃないですか」
「あぁ、うん」
「なほちゃんの様子がおかしくて、今朝吐血しちゃって」
「あ、そう」
「検査回してるんですけど、喘息の方の発作もでていて。来れますか?」
「わかった、すぐ行く」
電話を切った後、寝室へ顔を出して。
「凜、ちょっと呼び出しされちゃったんだけど。待ってられる?」
「うん……寝てる。」
「うん。寝ててね。じゃ、行ってくる」
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