数分悩んだ末、 「じゃあ季蛍。俺が診る。それでいい?」 季蛍の前に跪いて顔をのぞいて聞いてみる。 「………」 「高島いないから。俺でいい?」 「………」 「……それとも港とか……芙羽…とかに頼む?外来行く?」 「行かない。」 「………じゃあ俺でいいね?」 「……うん」