「お疲れ様ー。」


「あ、蒼先生お疲れ様です。あ、季蛍のことなんですけど」


「ああ、どうだった?」


「ん……ちょっとぜーぜーしてたの気になりましたけど、本人的には楽そうだったんで。

様子見でお願いしまーす」



「了解ー、お疲れー」








季蛍のいる部屋へ足を運ぶ。










ガラガラガラ……









ゆっくり開けるとまだスースーと寝息をたてていて。









「…」







かなり熱を持った体を抱き上げて、駐車場へ向かう。










「……ホントに食べないんだから」










体を抱き上げながら気づいてしまった俺。