「……最近甘えなくなったなーって思ったら。嫉妬か」 「黙って…」 「……甘えない季蛍ちゃん」 「ちゃんづけやめて……」 「夏来より……抱きしめてあげよっか」 「…断」 「NOなんて選択肢最初からないけど」 季蛍の頭を俺の胸に抱き寄せれば、季蛍だって俺の背中に手を回す。 「好ーき」 子供に嫉妬する親……いいかも。