「…ん?」 眠そうな目を向けた蒼は、『あっ』という顔をして一瞬苦笑いしてから、 「ごめん………気づかなかった」 そう言って起き上がって私を引っ張り上げた。 「ちょっと…パ……ジャマ……伸びる…ッ」 「発作じゃなさそうだけど?」 『喋れてるし』と付け加えてから私を引き寄せる蒼。 「……や」 「……。むせた?」 「わかん…な…。…………肺…が」 「うん、ヒューヒューいってるけどさ。なんかほ発作じゃなさそうだけど」 「……大丈夫」 「大丈夫じゃなさそうだけど……」 「もう。……いいの」