カチャリ………──── 「ただいま」 家の中にはソファに座る蒼と、陽の隣に座る季蛍さん。 「あー………ごめん。」 蒼は俺を見ると、目線でこっちへ来てと。 陽の顔色を確認してから俺は蒼の側へ行った。 陽に聞こえないように配慮してか、陽たちに背を向けて俺に話してくれる。 「……朝と、夜。食べてすぐに戻しに行った。」 「昼…は?」 「昼は一回食べた後寝て、でも数分で起きて戻しに行った感じ。」 「……あ…そう」