「もう…食べない?」







「うん」







そういう陽が立ち上がってどこかへ行こうとしたので、俺はその陽を抱き抱えた。








「ちょ、やだッ…」








「陽、今どこに行くつもり?」









「やだッ…」








「ほら、口に手いれない。」









「やッ……洗面所……」









「吐かない。俺いるでしょ?」








「……港、」









「うん。……大丈夫。陽はもっと太んなきゃダメだよ。」








「………もっ…と?」









「うん。……陽、今全然太ってないでしょ。むしろ痩せすぎ」








「…………」