とりあえず着替えて身支度は済ませた俺は、愛香の眠るベッド側に腰をかけた。 「まーな。おはようは?」 トントン叩くけど起きる様子なし。 「おはよーございまーす、まーなさーん」 「おはよ、おやすみ」 やっと聞こえたと思ったら。 ボソッとそんな声が。