「あー………」
「ん。ありがとね、もういいよ」
「…ッケホケホ」
「んんー。ちょっと喉赤い…。喉からくる風邪だな」
「…………」
「じゃあ次服のボタン開けてくれる?」
そう言いパソコンに目を通した。
看護士に手伝ってもらいながら服を開けている様子だけど。
振り向いたら全然開いてなかった。
「………少し隙間つくってほしいんだけど」
「無理、ハズい」
……………。
「大丈夫。…ほんとすぐだし」
「無理無理、手入るとか無理…」
「………」
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