「果織ちゃんから連絡きてなーい?」
医局でもずっとそんなことを言う俺に呆れかけた高島が
「もしもの時は来るんですよね?なら大丈夫ですよ。」
と言う。
「……そうだけどさ」
「蒼先生の勘ってものは離れていても働くものなんですか?」
と机に向かいながら言う高島。
「…勘っていうかさ。なんていうかさ。
…なんか本当に2日間も大丈夫かなって」
「もー。蒼先生が許可したんですよ?」
「そうだけども」
「……無責任だって言われちゃいますよ」
「……だよな。大丈夫だよな。」
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