「果織ちゃんも聴診だいぶ慣れたねー。」








服の中に滑り込ませていた手を抜く。









「蒼先生はまだ…恥ずかしいけどね…」








俯いてニコリと微笑む果織ちゃん。










「……まだね、蒼先生がね、緊張してる?って。ドクドク早いけど…って言われちゃうの。


………高島先生にはドクドクしないけどなぁ」









……ある意味傷つく。