高熱で体の倦怠感はないが、頭痛が酷い。 そんな頭を押さえながら、リビングへ移動。 机の上にはサランラップがかかった梅粥がある。 いつもに増しておいしそう……。 スプーンを手にとって、一口。 「……あ、おいしい。」