──医局 「おはよう、高島」 と蒼が高島先生の白衣を引っ張って医局の外へ連れて行く。 ちなみに私も引っ張られ。 「高島。季蛍熱があるから」 「はい?熱ですか」 「熱ですよ。……ちょっと気にしてやって」 「あ、はいー。わかりました」 「ほら」 そう言ってまた引っ張られてどこかへ連れられて。