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「……もしもし?」






「蒼?ごめんね、遅くに。あのさ。明日のカンファ何時だっけ?」








「明日?んーっと……」








資料を見ようと寝室に足を踏み入れると、息苦しそうな息遣いが聞こえた。







……季蛍








「あ、明日は……11時」







「あ、わかった。ごめん。それとさ………──」
































「え?そうなの?」




「んー安定してなくて」





「で、明日から様子見?」







「そう。」









「了解、ありがとう」







「うん、じゃあ」

















電話を切った後、季蛍に近づいてみる。








「……大丈夫?」







そう言って額に触れてみた。







「……平気」