「あの蒼の甘すぎ~るキスを。
なんなんだろうね?あの蒼の…季蛍さんの愛しよう。怖いわ。
…愛しすぎてて醸し出してる。愛オーラが」
と笑う芙羽。
「俺はあんなに凜を愛せてる自信ない」
「俺も」
「……誰が甘ったる~いキスだって?あ?」
ボールペンで芙羽の頬をツンツンつついている蒼。
「あ、あ、あぁ、あ……し、仕事します」
芙羽がものすごい速さで蒼から離れていく。
「……ったく。仕事中に変な話して」
「高島にアドバイスあげてたんだよな?」
高島に聞くけど
「完全に僕のことからかってたじゃないですかぁ!!」
「からかってない。……ただ可愛がってただけ」
そんなフォローもきかず、
「キスだけが愛すことじゃない。……キス全てで愛せないよ。人を」
そんなことを言って去る蒼は………
おそらく、
男も惚れるいい男。


