───「今日は楽しかった?」








急患で来れない蒼先生の代わりに、俺は果織ちゃんの胸をリズムよく優しく叩きながら言う。







「すっごく、すっっごく楽しかった」









「それは良かった」









「……ありがとう。高島先生」










「……どういたしまして」














果織ちゃん、HAPPY birthday。