トントントン




ガラガラッ






「失礼ーしますよ。……高島知ってる?」








ここにいた看護士も果顔を上げて








「あ、高島先生なら先程までここにいまして。…なんだかスキップして出て行きました」









「………スキップ?」









「なぜかご機嫌なんですよね」







苦笑いだった看護士に俺も笑いかけて、







「ありがとう」







と部屋を出た。















まさか季蛍の診察室に?







トントン






ガラガラッ







「失礼ー。……高島いる?」








「ララララーン♪ララララーン♪」










………いました。