「これ以上酷くなったらさすがに薬塗らなきゃ。果織ちゃんもこれ以上痛くなったら絶対 看護士さん呼んでね」 「う…………ん」 「……寝るまでいるよ」 「…ぃぃ……の?」 「うん。……こんな外暗いと寂しいよね?…あ、電気消していいよ」 看護士か電気を消してくれて、部屋を出て行く。 果織ちゃんとのこの空間。 少し独り占め。 いつもは蒼先生がいるから。 って……べ、別に嫉妬してる訳じゃないんだけど。