薬が入っているから、40度の熱でも保てている様子。






「…果織ちゃん。薬が切れたらまたぐったりになっちゃうかもしれないの。

…だから、ちゃんと飲み物だけはとって?ご飯も。できる限り」








「わかった。」









「お水はたくさん飲んで、ご飯も食べて、あとは寝る。熱が下がって先生がいいって言うまでおとなしくしてること。



……まぁこんな怠いと出られないね。だからわかった?」








「うん、わかった」








「よし、偉い。」







頭を撫でてから







「じゃああとよろしくね」







「はい」







その声をあとに部屋を出た。