服の中に滑り込ませた手の場所を変える度、ピクリと反応する果織ちゃん。 「……うん、大丈夫そうだね」 聴診器を抜いた後、頬に軽く触れる。 「………喉は平気?」 「うん」 「痛いところは?」 「………ないよ」 「果織ちゃん……。先生にも言わなきゃダメでしょ?」 島内さんの優しい声を聞いて、果織ちゃんが言いづらそうに… 「………頭がガンガンする」 「…先生が質問したときに答えなきゃ」 「……ごめんなさい」