「おはようございます」 「おはよー」 「蒼先生!!……果織ちゃんが40度の熱出して…昨夜」 と駆け寄る高島。 「40度?……急に?」 「はい。……もうぐったりなんですよ」 「……だろうね。」 と言いつつ、医局の机のファイルを開く。 「……看護士が薬を入れてくれているみたいなんですけど。まだ蒼先生の診察受けてないから、果織ちゃん不安そうです」 「そっか、じゃあ行くわ。ありがとう」 「いえ」